シューテイングゲーム ELFES ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― Oh!X 1988年 2月号掲載 S−OS SWORD マシン語  ELFES.SOS   08000H−0A01BH S:08000H ZEDA用ソース  ELFES.ASC 起動方法 ELFES.SOSをロード J8000 *ソースをZEDA−3でアセンブルする場合  テキストエリア先頭を$4E01にして下さい ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 全機種共通S−OS“SWORD”要 シューテイングゲーム  E L F E S 星は流れ、ビームは飛び交うスペースシューティングゲームです。 超高速で敵が迫ってきますが、 専用ルーチンは一切使用しておりません。 また、3D的な画面処理にも注目してください。 それではキャラクタグラフィックの野趣あふれる ゲーム構成を堪能いたしましよう。 ・―               ―・ |   SIDE  STORY   | ・―               ―・ これは、とある星でのお話です。 高い文明を持ついくつかの星間国家が 勢力範囲の衝突から戦争を始めました。 その惑星間戦争の際に帝国惑星が 試作した亜空間航行能力を持つ自動支援戦艦、 それがELFESです。 強力な破壊力を持つ新兵器として期待されていましたが 開発中のアクシデントによる人工脳の暴走により 長い間、亜空間に廃棄されていました。 新型要塞ELFES2配備の際に 障害となることが予想されるため、 あなたにELFES破壊指令が下されたのです。     *     *     * というわけで、S−OS用の3D風シューティングゲームです。 画面中央上部から流れる星、画面の奥に向かって消えていくビーム、 キャラクターを組み合わせて作られているリアル(?)なキャラクターと、 これまでのS−OS用ゲームとは一線を画す構成となっています。 キャラクターや画面構成が PC−8801用のシル○イードに似ているとかいう話もありますが、 たぶん気のせいでしょう。 ・―               ―・ |   HOW TO PLAY   | ・―               ―・ リストの8000HからA01BHまでの部分を 各機種用のモニタまたは、MACINTO−Cなどの マシン語入力ツールを使って打ち込んでいってください。 入力後は必ずチェックサムを確認してから、 セーブしておいてください。 実行はS−OSのモニタから、  J8000 です。 実行を中断するときはブレイクキーを押してください。 ゲームを起動するとデモが始まります。 このデモが終わった時点でトリガーにあたるキーを押すことで ゲームが始まります。 また、このデモの途中で上方向のキーを押すことで スピードコントロールが可能です。 各自と各自のマシンにあった速度でお楽しみください (デフォルトはX1用に設定されています)。 キー操作は5を中心としたキー(テンキーのある機種)、 またはカーソルキー(MZ−700 /1500、SMC−777など)、 またはSを中心としたキー(MZ−80K/C)で移動、 スペース、リターンキーはビーム砲のON/OFFです。 ビームはロックされると連射状態に固定されますので、 滑らかな移動が可能です。 ゲームはダメージ制をとっており、 シールド/ウェポンともになくなるとゲームオーバーとなります。 各ステージごとにボスキヤラクターが登場します。 これをクリアすると友軍の補給艦がやってきて シールドとウェポンが増強されます。 あとはただ撃ちまくるだけ。 では、健闘を折ります。 ・―               ―・ |       最後に       | ・―               ―・ このところ、全機種共通シリーズもシステム続きで アクショングームといえば INVADER GAMEとTANGERINEが出て以来、 1本も発表されませんでした。 S−OSではリアルタイムゲームは少し重いというのはありますが、 やってできないわけではありません。 このプログラムには 私のゲームプログラムテクニックを詰め込んであります (といっても、たいしたことはしていませんが)。 私はX1専用のジョイスティックルーチンを組み込んで使っているので、 キー入力部分は特殊なテーブルを使用しています。 各自で解析して各機種用のジョイスティック対応キー入カルーチンと 差し替えるのもよいでしょう。 暇な人は解析してみてください。 また、キャラクターに小文字の“p”、“q”などが使用されています。 これらが大文字に変換されてしまうと見苦しいので 大文字の使えないMZ−80K/Cユーザーの方は、 “p”、“q”のキャラクターをそれぞれ “]”、“[”や“>”、“<”などのキャラクターに 置き換えて実行するようにしてください。 デフォルトの速度のままでは MZ−2500やX1turboなど 16ラスタ文字のモードで動作させるのはきついかもしれません。 でも、これがS−OSの限界とは思わないでください。 速度は32段階で調整できますが、 はっきりいってデフォルトは最低速になっています。 では反射神経の限界に挑戦してください。